よく降るなあ、中山、阪神ともに開幕したばっかりでせっかく馬場がいいのに。既に先週の雨の開催でちょっと内が荒れたかな。こういうのが予想を難しくする。逆に楽しくもあるが。
今週はスプリント戦と3歳のトライアルが2つ、だんだんG1が近づいて来た感があるなあ。
2日 土曜
中山 オーシャンステークス
高松宮記念の前哨戦。スプリント界は抜けた存在がいない。ここも短距離路線を代表するような馬はいないが注目はビッグアーサー産駒2頭か。京阪杯を連覇しての参戦。G3では好走を続けるが相手が強くなると活躍出来てない。今回はメンバーが手薄なので初の中山とは言え主役の存在。
もう1頭のビッグアーサー産駒はビッグシーザー。ずっと期待されてきて大物感がある馬だが、ポカもある印象。大負けした時の敗因を掴みたい。
函館スプリントステークスを勝ったキミワクイーン。去年のこのレースは4番人気で12着。この舞台の着外はそのレースと去年のスプリンターズステークス。後はオープンとリステッドで1,2着。道悪が得意とは言いきれないが函館勝ちがあり、多少渋った方がいいのかも。
ん~これくらいか……なんか荒れそうだなあ。
阪神 チューリップ賞
桜花賞へ向けて、本番と同じ舞台の一戦。なので阪神JFの上位馬が、ここを叩くイメージだが今回はいない。
牝馬ながらJFではなく朝日杯に挑戦し、3着だったタガノエルピーダ。能力は買われている馬でここは順調に勝って賞金を稼ぎたい。
今回は血統に注目したい。兄姉にマジックキャッスル、ソーダズリング、ソーヴァリアントと重賞勝ち馬がズラリのミラビリスマジック。やはりこの馬も力がありデビュー2連勝。兄姉に続きたい。
母の母があのスウィープトウショウ、父が絶好調のスワーヴリチャードというスウィープフィート。JFでは7着だったが今年初戦のエルフィンステークスでは2着。騎手も好調の永島まなみなら話題性含め楽しみな1頭。
3日 日曜
中山 弥生賞
ここも血統に注目したい。凱旋門賞馬ソットサスの全弟シンエンペラー。欧州血脈で日本ではどうかだったが、力を見せつけてホープフル2着。勝ったレガレイラがかなりの瞬発力馬で一瞬にして差された。血統的な思い込みだが馬場が渋った方が良さそう。
そして超高額で取引されたダノンエアズロック。プリモシーンの弟で父がモーリスと距離は短い方が良さそうだが、ここは地力で好勝負。
今回はホープフルステークスで掲示板に上がった馬が多数出てくる。同じ舞台でどう着順が変わってくるか。天気と調子をしっかり読み取りたい。
馬自体の予想と言うよりは天気の予想をしないといけない。東と西では違うだろうが週中は雨。この雨が影響するかしないか、微妙だなあ。